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人は実に様々な事を考える
感じて、思って、考える
いつでもだ
考えは止まらない
意識しているかしていないか、それだけ
そうして考えて、たまに愉快な結論を見つけて楽しくなる
たまに面白くない時もある
でもそれらは概ねして、記憶の表層には残らない
切符を改札に通したら、トイレで誰かとぶつかったら、風呂上りに歯を磨いて、口を濯いだ瞬間、
自分はいままで何のことを考えてたっけ状態になる
そういう"思い"の断片みたいなものは、どこか深いところに積もり積もっていて、たまに陽の目を浴びたりする
一瞬だけど
ちゃんと残る
それとは別に根源から巣食う"思い"もある
ずっと気になること
よく、心の隅で、とか頭のどこかで、とかいう
つかみどころのないデカいのか小さいのかよく分からないもの
やろうと思えば書き出せるもの
・宿題のコト・進路のコト・この先の人生のコト・ドラムのコト・FF8のコト・大学のコト・女の子のコト・身体のコト・料理のコト・小説のコト・文章を書くコト・絵を書くコト・お金のコト
…でも、全ては書き出せたりなんて出来ない
自分は変わっているのか、進歩しているのか、
そんな事考えたってわからない
唯一わかるのがわからないということ
状況を打開したい
何か違うことをしなければならない
きっかけは探し求めるものか?
現れるのをひたすら待つものか?
真夜中は考えがまとまらない