2012-09-29 memo 箱の中身をひとつひとつ投げつけて 空っぽになった僕の両手では もう何もつかめないんだろうなんて 悟ったフリをしてヒザを抱え込んだ 夢がどうだとか 並べ立てるキレイゴトが そこら中に散らばって 汚れてく 霞んでく 星を引きずり落としたみたいな この街で一体何を目指せって言うんだ? 替わりならいくらでもいるんだって 僕はまたため息を吐く 「上手くやれてる」 なんて 見え透いた言葉を いつの間に信じ込んでいたのだろう 真っ黒に塗りつぶされたウソを見上げる事しかできない ayuse