第141回芥川賞 「終の住処」
ちょっと新聞を覗いたら、「芥川・直木賞受賞」だそうで。
芥川賞受賞者(磯崎さん)のコメントで、こんなのがありました。
「自分より大切なものが自分の外側にいる。
………娘たちもやがて、そうした存在に出会っていくことでしょう。そのつながりってすごいなと」
………娘たちもやがて、そうした存在に出会っていくことでしょう。そのつながりってすごいなと」
(産経新聞より)
最近気付いたんですが、自分の信念というようなものを持っている人、
希望でも、絶望でも、憎しみでも何でもいい、
自身の中心に、確立された"芯"を持っている人の言葉というものは、なんて重みがあって、心に真っ直ぐに届いてくるんだろう、と感じることがあります。
自分は、人は他人との繋がりを絶つことはできません。
だから、人はいろんなものに縛られていて、不自由と言えるのかも知れない。
でもそれと同時に、人は他人から自分の内側に無い"大切なもの"を外側から得ることが出来る。
そう思いました。