もしかして先週のお題:「忘れられない出来事」
計らずして更新が連続しています
気にしません。
さて。
僕にとっての脳にこびり付いた光景の中で、一番古いと思われるものは、かれこれ幼稚園の頃のこととなります。
その頃って、人によらず誰しもが多くの疑問を持っているものですよね
時には大人をどもらせたりするようなものまで。
僕がその頃興味を抱いていたのは、扇風機の羽とかは今でもそうなんですが、そっちでなく、そこからのびるコードでした。
もちろん電気なんて知りません
「……いったいナニが流れて…?」
そう思ってしまったわけです。
手にはハサミ。
目の前にはナゾ。
実行しない手は無い。
確かその時、父親が扇風機の風にあたりながら新聞を読んでいたのを覚えています。
それを尻目に僕は夢中でハサミをコードにかけました。
…
……凄まじい音と光でした。
まるでロケット花火が目の前で炸裂しているかのようでした。シュパパパーって。
その後の事は何故か記憶に無いんですが、両親によると、僕は刃の消し飛んだハサミを持って放心していたそうです。
ちなみに父親は無事です。