比較報告



ちょっと昔の記事を読み返したりしてた。
たしか人間、過去に立ち返るのはすっごく重要なことだってだれかが言ってたような気がする。


僕はなんだか、びっくりするくらいなんにも変わってなくて、
今でもくだらない事書いて、
今でもくだらない事考えて、
今でもくだらない事してる。
最近新しく発見したっ、って思ってた事が二年くらい前には既に実行、断行済みってことに気づいたときには、


おれって進歩ねーのな


ってココロの底から思った。
何か変わったのかっていうと、
今の僕は少しばかりの夢を持って、自分の扱い方もほんのちょっとは慣れて、全然成績は上がらないんだけれど、英語とかちょっぴり楽しくて、趣味はほとんど我慢して、情緒はたまに不安定、本も読まないから僕は僕のままで、最近退屈になってきてる感じです。


でももう集大成とも言えるべき登竜門というか、最後の山場というか、早く終わって欲しいんだけどまだまだ先であって欲しい、「大学入試」が見えてきています。
今はちょうど水の中で息を止めている感じです。プールみたいなたいして大きくも無いところで僕はもがいてる。
目は痛いし薄ぼんやりとしか見えないけど開けてなくちゃいけない。
息を吸いに顔を上げることも出来るけど、それをやれば僕は二度と奔流に耐えられない。
もうすぐ手はサイドに届くのだろうけれど、確信が持てない。
水を切る感触に、あまりにも、手ごたえがない。


僕にはしたいことがいくつかあって、それらはどれも僕の人生には影響しないんだけど、僕にはとても大切な事で、それはいわばたくさんの人が「後でいくらでも出来る」って言ってるようなことで、でもその人たちは後になってもそれが出来てなくて。


とにかく、周りの人が言ってるような人生を僕はやりたくない。
それが、まるで教科書のようなそれが、きっと僕にもあてはまって、そんな風にうまい事人生がまわるのだとしても、いやだからこそ、


僕はそんな風に生きたく無いなあ。
だってこれまた面白くない結末がすぐに見えてるじゃあないか。
そんな風に決め付けるのはまだ青い、早いっていうけれど、


それが若者ってものじゃないの?


それを正していくのが先駆者であるあなたたちでないの?